alalWindow

Artlet2D仮想イメージを用いてレイヤードウィンドウを作成

alalWindow p1, p2,p3,p4,p5

p1=0〜 : Artlet2D仮想イメージID
p2=0〜 : ウィンドウID
p3=0〜(0) : 初期化する画面のオプション
p4=0〜(0) : ウィンドウの配置X
p5=0〜(0) : ウィンドウの配置Y

(プラグイン / モジュール : a2d+AlphaLayer)

解説

p1で指定したArtlet2D仮想イメージを持つレイヤードウィンドウを作成します。
このレイヤードウィンドウはp2ウィンドウIDのbgscrで初期化されており、初期化画面サイズはalCreateImage等で作成されたときのサイズとなります。

p3の初期化する画面オプションは、以下から選ぶことができます。

+1 : 非表示
+2 : ドラッグして移動可能
+4 : クリック透過モード

「+2」を指定した場合、画面内をクリックするとタイトルバーをクリックしたことと同じになります。
「+4」を指定した場合、画面内をクリックしてもウィンドウの後ろ側をクリックしたことになります。
クリック透過モードは alalWindow_SetTransparent で変更することができます。

ウィンドウのアクティブ化や最前面化、表示非表示はgsel命令が使えます。
ウィンドウ内容の変更は alalSetParent したときと同じで alalRedraw を使います。詳細は alalSetParent のヘルプを参照ください。

このレイヤードウィンドウにはbuttonコントロールや他のアルファレイヤー子ウィンドウ等は載せることはできません。

サンプル

#include "a2d+AlphaLayer.hsp"

	alCreateImageByFile 0, dir_tv+"runner.png"
	// レイヤードウィンドウを作成(p3=2でドラッグしてウィンドウを移動できます)
	alalWindow 0,1, 2
	gsel 1,2
	stop

関連項目

alalSetParentArtlet2D仮想イメージをアルファレイヤー子ウィンドウとして描画先ウィンドウに貼り付ける(a2d+AlphaLayer)
alalWindowArtlet2D仮想イメージを用いてレイヤードウィンドウを作成(a2d+AlphaLayer)
alalRedrawアルファレイヤーにArtlet2D仮想イメージを再描画する(a2d+AlphaLayer)
alalCallbackアルファレイヤーのWindowsメッセージ割り込み指定(a2d+AlphaLayer)
alalShowアルファレイヤー子ウィンドウを表示させる(a2d+AlphaLayer)
alalIsShownアルファレイヤー子ウィンドウが表示されているか取得(a2d+AlphaLayer)
alalHideアルファレイヤー子ウィンドウを非表示にする(a2d+AlphaLayer)
alalAlphaアルファレイヤーの透明度を設定する(a2d+AlphaLayer)
alalWidthアルファレイヤー子ウィンドウのサイズ・位置設定(a2d+AlphaLayer)
alalGetRectアルファレイヤー子ウィンドウの左上・右下座標の取得(a2d+AlphaLayer)
alalZtopアルファレイヤーをZオーダー(表示順序)の一番上に配置する(a2d+AlphaLayer)
alalZbottomアルファレイヤーをZオーダー(表示順序)の一番下に配置する(a2d+AlphaLayer)
alalZnextアルファレイヤーのZオーダー(表示順序)を指定したウィンドウの下に配置する(a2d+AlphaLayer)
alalIsOnLayerマウスカーソルがアルファレイヤーの上に乗っているか取得(a2d+AlphaLayer)
alalWindow_SetTransparentalalWindowで作成したレイヤードウィンドウのクリック透過モードを変更(a2d+AlphaLayer)

サンプル逆引き (2)

12.レイヤードウィンドウ.hsp#include "../a2d+AlphaLayer.hsp" alCreateImageByFile 0,..
13.レイヤードウィンドウでアニメーション.hsp#include "../a2d+AlphaLayer.hsp" #include "../mod_Timer..

情報

プラグイン / モジュールa2d+AlphaLayer
バージョン2.4
作成日2024/1/5
著作者MIZUSHIKI
URLhttp://suwa.pupu.jp/
備考a2d+AlphaLayer.hspをインクルードすること。
対応OS:Windows 8 以降
タイプ拡張命令
グループ画面制御命令
対応環境・Windows 版 HSP