#netuselib

インターネットを使用してGitHubからdllをダウンロード

#netuselib "dll_name",p1

"dll_name" : "dll名文字列"
p1(省略可) : globalキーワード

(プラグイン / モジュール : mod_netinclude)

解説

p1で指定したdllがカレントフォルダに存在しない場合、GitHubからダウンロードします。
すでにdllがダウンロードされている場合は#uselibされます。
(dllの取得先記述のために#uselibを利用しています。本来モジュールだけ#includeすれば良い場合は不必要な#uselibがされますがそれ自体に意味はありません。)

カレントフォルダ以下の"dll名文字列"で記述したパス先にdllが保存され、カレントディレクトリにもdllがコピーされます。

HSP3NetModulesデータベースに登録してあるdllはGitHubのURLの一部を省略して「net/」と書くことで利用ができます。
#netuselib "net/sayhello.dll"

HSP3NetModulesデータベースに登録されていないものもリポジトリ名まで入力することでダウンロードできます。
#netuselib "MIZUSHIKI/HSP-Module/master/sayhello.dll"
(https://raw.githubusercontent.com/MIZUSHIKI/HSP-Module/master/sayhello.dll : GitHub-RawファイルURL)
(https://github.com/MIZUSHIKI/HSP-Module/raw/master/sayhello.dll : GitHubファイルURL)

HSP3NetModulesデータベースに何が登録されているかは netinclude_GetData で取得できます。
また、netinclude_PostModule命令で誰でも自由にデータベースにdllのURL先を登録することができます。
(#netuselibのためのデータも同じデータベースに登録されています。)

p1に『global』(『g』のみでも良い)と記述するとカレントフォルダでなくcommonフォルダにdllがダウンロードされ、HSP3インストールフォルダにもコピーされます。
(本来dllはcommonに保存される必要はありません。何をインストールしたかの目印として扱ってください。)

また、dllがそのままネット上に置いてあれば"dll名文字列"にURLを直接指定して取得することも出来ます。
・『https://』の「:」はファイル名に使えないので『https/』に置き換えてください。

【 例 】
#netuselib "https/suwa.pupu.jp/HSP/modules/sayhello.dll"

"dll名文字列"ではzip等の圧縮ファイルとその中のモジュールを指定することもできます。
・「!/」の手前にzipのURL、後ろにzip内のモジュールファイルまでのパスを書いてください。
・zipがダウンロード、展開されます。展開したフォルダ名称は「〜.zip!」になります。

【 例 】
#netuselib "https/suwa.pupu.jp/HSP/modules/sayhello.zip!/sayhello.dll"
#netinclude "https/suwa.pupu.jp/HSP/modules/sayhello.zip!/sayhello.as"/

sdim a, 128
SayHello "わーるど", a, 128
mes a

サンプル

#include "mod_netinclude.hsp"

#netuselib "net/sayhello.dll"
#netinclude "net/sayhello.as"/

sdim a, 128
SayHello "わーるど", a, 128
mes a

関連項目

#netincludeインターネットを使用してGitHubからモジュールをダウンロード(mod_netinclude)
netinclude_GetDataHSP3NetModulesデータベースに登録されているモジュール情報を表示(mod_netinclude)
netinclude_PostModuleHSP3NetModulesデータベースにモジュール情報を登録(mod_netinclude)
netinclude_DeleteModuleHSP3NetModulesデータベースからモジュール情報を削除(mod_netinclude)

サンプル逆引き (1)

7. netuselib - zipの中身(dll,as)を指定.hsp#include"hspinet.as" 生成後のフォルダでnetincludeが利用できます [生成後ダウン..

情報

プラグイン / モジュールmod_netinclude
バージョン4.2
作成日2024/7/19
著作者MIZUSHIKI
URLhttps://github.com/MIZUSHIKI/HSP-Module
備考mod_netinclude.hspをインクルードすること。
タイプ拡張命令
グループプログラム制御命令
対応環境・Windows 版 HSP