#dishjs_font

フォント設定

#dishjs_font "fontname",p1,p2,p3

"fontname" : フォント名またはフォントファイル名
p1=2〜(1) : フォント解像度倍率
p2 : 文字描画幅を増減させる整数値
p3 : 文字描画高さを増減させる整数値

(プラグイン / モジュール : ezlocal-dish-js)

解説

mes命令などで表示するフォントを変更します。
HSP3Dish.jsでは、使用できるフォントはシステム上1種類のみになっています。

"fontname"は、htmlでフォントを指定する要領で記述してください。
「sans-serif」や「monospace」を指定することもできます。
また、複数のフォント候補を指定することで1つ目の候補が表示できなければ2つ目で表示するといったことができます。
例)#dishjs_font "'MS P明朝','ヒラギノ明朝'"

"fontname"に「*.ttf」等のフォントファイルを指定することも出来ます。
その場合、スクリプトファイルと同じ場所にフォントファイルを置いてください。
ezlocal-dish-jsがhtmlファイル等をテスト用ディレクトリにコピーする際にフォントファイルもコピーします。
html等をサーバへアップロードする際はフォントファイルも一緒にアップロードしてください。

注意:フリーフォント等を使用する際は利用規約をよく読み、必ずライセンスに従ってください。

p1でフォントの解像度を上げられます。
指定した倍率で大きく描画したものを通常のサイズに縮小コピーする形で文字のにじみを軽減するような効果が得られます。
倍率を上げるほど処理に負担が掛かるようになるので注意してください。
HSP3.7β9以下の場合は、指定する倍率を 2, 4, 8, 16〜 等のように2の乗数で指定してください。
(画面の拡大縮小でフォントがつぶれる事象には、gfilter命令である程度対応できるようです。)

p2,p3で文字を描画する際の幅と高さを調整できます。
設定したフォントの文字の右端や下端が切れて表示されない場合に変更してください。

※ このコマンドを使用した場合、hsp3dish.jsとhtmlの中身が一部書き換えられます。

サンプル

#include "hsp3dish.as"

#include "ezlocal-dish-js.hsp"
ezLocalJS

#dishjs_font "misaki_gothic_2nd.ttf", 2

mes "フォント変更(システム上1種類のみ)"
redraw 1

関連項目

ezLocalJSHSP3Dish.js のローカル動作環境を構築と HSP3Dish helper の実行補助(ezlocal-dish-js)
dishjs_devtypeどのデバイスで実行しているかを調べる(ezlocal-dish-js)

サンプル逆引き (1)

sample07_font.hsp#include "hsp3dish.as" #include "ezlocal-dish-js.hsp" e..

情報

プラグイン / モジュールezlocal-dish-js
バージョン2.13
作成日2025/3/25
著作者MIZUSHIKI
URLhttps://github.com/MIZUSHIKI/HSP-Module
備考HSP3Dish.jsのローカル動作環境を構築。
nginx(ローカルサーバ環境)を自動インストールします。
タイプ拡張命令
グループプリプロセッサ命令
対応環境・Windows 版 HSP